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管理職・経営者におススメする今週の1冊 「最強の働き方」第2回目

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管理職・経営者におススメする今週の1冊は、「最強の働き方」第2回目です。

今回は前回に続いて、「最強の働き方」について、内容をご紹介していきます。

前回は、一流の基本と自己管理について、いくつか興味深い内容を見ていきました。今回は、一流の心構え、行動について考えていきたいと思います。

できる人は行動が早い

皆さんは、自分自身について、行動が早いか遅いか、どちらだと認識されていますか?

本書にも、できる人は行動が早いと書かれていますが、私もその通りだと思います。とにかく、行動力がある人は成功しています。

著者は、「意識高い系でよく勉強する人」は、いつまでたっても考えを実行に移さないと言っています。30代にもなれば、それまで広げてきた視野や自分が勝負できる得意分野があるはずなので、リスクをとって行動に移さなければ何も始まらないと述べています。

私は、この考えに非常に共感できます。人間は、学んだことの大半は忘れてしまいます。一方で、行動も含めたアウトプットをしていれば、脳の中に定着しますし、何かしらの成果が生まれます。失敗も当然、成果です。人間は失敗からも多くのことを学びます。そして、それが成長につながるのです。

私の周りにも資格をやたらとたくさん取りたがる人や、さまざまな講座に勉強しに行っている人が多数います。しかし、それを使って何かを成し遂げようとしている人は非常に少ないです。勉強することが目的になっているのでしょう。本来は、成し遂げたいことやチャレンジしたいことがあって、そのために勉強をするのだと思います。

私が、コンサルティングファームで勤務していた時のできる上司や、また、現在、仕事でご一緒する成功している経営者どちらも、とにかく走りながら考える人たちです。走りながら勉強します。まず、行動です。ゆっくり考えて、じっくり勉強して行動に移す人は皆無です。

従って、まずは、何を成し遂げるために勉強しているのかと言う目的意識を持つことが重要だと思います。私は、目的意識がはっきりしてくれば、行動しながら勉強できるのではないかと常日頃から思っています。

主体性の有無が一流と二流を分ける

本書では、あらゆる職業で、主体性の有無が一流と二流を分けると言っています。一流と二流のマインドセットの差は、「主体的に最高水準の仕事を目指せているか」に尽きるとのことです。さらに面白い仕事は、絶対に上からは降ってこない、それは上司がやってしまうからだと述べています。

これも、私は非常に共感しました。私も会社員時代、平社員よりも管理職の時の方が、仕事が非常に面白かったのを覚えています。そして何よりも、現在、経営者として仕事をしていますが、今は全ての仕事が面白いと言って過言ではありません。それは、全て主体的に考え、意思決定し、行動できるからです。仕事に関するストレスは皆無に近いです。

私の友人の経営者も、ほぼ全て、ストレスは皆無のように見えます。むしろ仕事が面白いので、いきいきしています。

主体性の有無は、仕事を通して何を目指しているか、その目標の大きさや高さに影響されるのではないかと思います。良い悪いは別にして、仕事を単純な生活のための収入を得る場と考えている人は、それ以上の考えやアイデアは生まれません。成果を出す人は、常に高い目標を持ち、それを成し遂げようとしているからこそ、アイデアや行動が生まれてくるのだと思います。

私自身も、20代の頃から、常に30歳、40歳、50歳、60歳の節目の目標を定めてきました。私の場合は、仕事は収入を得るだけではなく、社会貢献、自己実現、他者への影響力を高める場だと考えています。従って、常に、何か面白いことを探しています。面白いというのは、社会が変わるようなことです。そう言う意識を常に持って仕事をしているつもりです。現時点で、私は40代ですが、50歳、60歳、70歳の時の目標も常にブラッシュアップしながら定めています。

ラストチャンスと思って切迫感を持つ

本書では、限界以上の能力を引き出すのは、これがラストチャンスと思って切迫感を出すことだと言っています。IQより集中力が勝負の分かれ目であると言うことです。緊張感、切迫感、危機意識を持ってこそ、期待される以上の仕事ができるのだと述べています。

私も、ある程度の能力を超えてくると、そこに大きな違いはないと、自身の経験からそう思います。事実、最近は、プロジェクトチームで外部の大手コンサルファーム出身の方と仕事することもありますが、考えや意見のレベルに大きな差はないとよく感じます。ただし、そのような優秀なメンバーたちは、集中力が非常に高いのです。ディスカッション一つとっても、できる限りチームに貢献しようという態度が非常に顕著です。

また、私の例で言うと、仕事ではありませんが、昨年に落語を寄席で発表する機会がありました。また、今年は趣味で、漫才の大会であるM−1グランプリにアマチュア枠で出場しました。どちらも練習の時は、内容を忘れたり、間違えたりと上手くいかないケースも多かったのです。しかし、本番では、自分自身も驚くほど高い集中力で完璧に演じることができたと思いました。特にM−1グランプリは、当然ながら勝ち抜くことを狙って練習しましたので、負けたら終わりという切迫感がありました。そのため、非常に高い集中力が発揮できたのだと思います。

そして、私が最近思うのは、どれだけ長期間にわたって、仕事に集中して取り組んできたかが非常に重要だと思います。私の経験から、10年、20年と集中力を高く持って仕事に取り組むことによって、その能力が蓄積され、非常に大きな差になってあらわれると実感しています。

私自身は、地方の大学出身で、偏差値自体は全く高いわけではありませんでした。しかし、社会に出てからは目的を定め、そのために勉強し、実行に移し、どんな時も高い集中力を持って仕事をしてきたと自負しています。結果、先ほどの大手コンサルティングファームの人たちと一緒に仕事をしても遜色ないパフォーマンスが発揮できていると思っています。

今回は、一流の心構えと行動について、見てきました。私は、どんな仕事も、また、プライベートにおける活動も、心構えと行動が全てを決めると思っています。目的意識や高い目標を常に持ち、行動しつつ、学びを増やしていくことが重要です。それが主体性につながるのだと思います。そして、行動に移したら、高い集中力と切迫感を持ってやり抜くことが大事ではないでしょうか。本書では、著者ご自身の身の回りの事例も踏まえて、それが書かれています。非常に良書だと感じました。