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管理職・経営者におススメする今週の1冊 「まんがでわかる99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」

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管理職・経営者におススメする今週の1冊は

「まんがでわかる99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」です。

 

皆さんは仕事をするときに常に意識していることはありますか?

私は、

①常早めの報連相を行うこと

②自分自身に仕事の出来る人間という雰囲気を作ること

③相手が大事にしている価値観を読み取ること

などを常に意識して行動しています。

これには、失敗談がそれぞれあります。

まず①ですが、これは、コンサルティングファームに勤務しているときに、ほぼ毎日のように指導を受けたことによります。言い方を変えれば、毎日叱られていました。その頃の私は、自分の知識や経験、能力に全く自信がありませんでした。そのため、途中で報連相を行なってもいつも怒られる状況で、億劫になっていたのです。そのおかげで十分な成果があげられないばかりではなく、仕事の納期さえも守れない状態だったのです。

②については、人生初の研修講師の仕事で、極度の緊張から上手く話すことができず、さらに受講者からの質問にも答えられなかったために、次回の研修に呼ばれなかったことかに起因しています。

③は、20代の管理職の時に、社内でのコミュニケーションしかとっていなかったため、全く成果が上がらなかったことから意識するようになりました。

そのような経験(失敗)を重ねて、仕事にはコツがあるのだということを学んできました。

 

そこで、今月ご紹介したい一冊は、「まんがでわかる99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」です。自分の将来に悩んでいたお菓子メーカー入社三年目の主人公・白石一美が数多くの「仕事のコツ」を使いこなす同僚から、学び、成長していくストーリーです。ちなみに、漫画の原版は100万部を突破したベストセラーです。

本書は、社会人としての基礎的な部分から、リーダーシップのコツまで幅広く参考にできる内容になっています。構成としては、報連相、コミュニケーション、チームワーク(リーダーシップ)などについて、それぞれそのポイントを「コツ」として解説しています。

 

報連相は迅速かつ論点を明確に

 

報連相は、仕事の上でも特に大切なことです。私の経験からも報連相がスムーズではない企業は、業績が悪いケースが多いです。当然ですが、その逆は順調な企業が多いと言えます。本書でも述べられている報連相のコツの中で、特に重要なのは以下の点だと思います。

  • 途中の段階で早めに報連相を行いながら仕事を進めること
  • 結論から話し、論点を明確に伝えること
  • 自分の考えや意見をその理由とともに伝えること

特に若い人や自身のない人は、報連相が遅くなりがちです。彼らは、注意されたり、叱られたりするのが日常なので、どうしても億劫になったり避けようとするからです。そうなればなるほど、重要な報連相が後回しになり、または、自信のない話し方になるため、余計、質問責めにあいます。人間は先入観の塊です。話す内容よりも、見た目や雰囲気などで判断をしてしまいがちです。最初から自信がない態度で報連相を行うことが、悪循環につながることも多いのです。それは、知識偏重、正解至上主義の教育も影響していると思います。間違っていたらどうしようという考えがそのような態度につながるのです。社会や仕事は答えが一つではありません。ましてや答えは、行動してみなければ分からないと言えるでしょう。そのため、「正解かどうかは分からないが、論理的に考えた結果、これがベターである」と、自信を持って日々行動する習慣をつけることが必要です。

 

相手へ興味を持つことがコミュニケーションの基本

 

コミュニケーションの中で特に重要なのは、必要以上に摩擦を恐れず、意見を交わすことです。仕事の上では、もちろんチームワークは大切です。しかし、摩擦がなければレベルの高い仕事はできません。スポーツ選手がライバルと競争するからこそ、レベルアップできるのと同じように、仕事上のチームであっても、目標に向かい、競争心を持って行動していくことが必要です。そして、摩擦があってもスムーズに仕事を進めていくためには、お互いの人間関係を良好に保つことが必要です。仕事上の摩擦は継続的なものではなく、高いパフォーマンスを出すための一時的なものです。だからこそ、相手を尊重できるよう、常日頃から相手に関心を持ち、人間性を理解しておく必要があります。私も会社員時代、チームで仕事をするときは、常にメンバーに関心を持ち、プライベートな情報まで理解するようにしていました。極端な話ですが、若いときは、仕事が終わっても、ほぼ毎日、メンバーとお酒を飲んだり、休日も一緒に過ごしたりしていました。メンバーそれぞれの価値観や性格などを細かく理解できた結果、仕事上で摩擦が多くても、人間関係にはヒビが入らず、高いパフォーマンスが出せました。これが、人間性を理解できてない状態だったら、チームが崩壊していたと思います。

 

チームワークのコツは相手を理解し感謝をして依頼すること

 

チームワークのコツとしては、メンバーの価値観や生活を理解し、その上で感謝の意識を持って、仕事の依頼をすることです。そして、依頼するにあたって、その経緯や目的、期限や意義などをわかりやすく伝えることが必要です。私も管理職になったばかりの頃は、メンバーに対し、高圧的に依頼をしたり、自分一人で仕事をした方が早いと思ったりしたこともありました。しかし、当然のことながら成果は出ませんでした。相手も人間です。人間は当然ながら感情で動いています。命令口調では当然やる気にもなりませんし、自分の人間性や大切にしているものを理解してもらえないままだと不満が溜まります。逆に、敬意や感謝の念を持って依頼され、ともに喜びを分かち合えたら、仕事へのモチベーションも高まります。これは、仕事だけではなく、家族でも同じだと思います。コミュニケーションのコツでも述べたようにメンバーに関心を持ち、価値観や生活、性格などを理解した上で、感謝の念を持って依頼することが重要なのです。そして、大雑把に依頼するよりも経緯や目的、意義などを伝えた方がより共感して仕事にあたってくれます。目標を達成するための一体感は、その共感が重要なのです。人間の仕事のやりがいは、給料などの金銭的なものや役職などの地位や名誉、安定性などもありますが、仕事をして社会に貢献しているという目的・意義や一体感だったりもします。それらを分かりやすく伝えることでモチベーションも高まるのです。

 

 

本書では、さらにより多くの仕事のコツがまとめられていますが、経営者や管理職だけではなく、すべてのビジネスパーソンに役立つ内容だと言えます。政府の働き方改革やホワイトカラーの生産性向上が課題となっていますが、そのような中で、皆さんの役に立つ一冊ではないかと思います。