経営改善・事業再生ノウハウ集

経営改善計画はどのような内容で作成すれば良いのか?

2014年3月20日

経営改善計画の必要性は、先日お伝えしましたが、どのような内容のものを作成すれば良いのでしょうか?

一般的には、次のような項目を立てて作成することが望ましいです。

1.会社概要
2.過去の業績推移
3.外部環境分析
4.内部環境分析
5.事業戦略と経営改善施策(窮境原因と除去可能性)
6.金融機関取引状況
7.今後の数値計画(損益計画、予想バランスシート、キャッシュフロー計画)
8.返済計画

それぞれ、個別に重要なポイントがありますが、全体的に重要なことは、取引しているすべての銀行(金融機関)に同じものを提出するということです。

企業によって違いはありますが、複数の銀行から借入を行っているケースは多いと思います。

返済をストップしたり、返済額を減額する際に、銀行は公平性、衡平性、公正性を求めてきます。

銀行の立場になってみると分かると思いますが、あなたがお金を貸している相手が「返すのを待って欲しい」と行ってきたらどう思いますか?

その相手が何人かからお金を借りているとして、うるさく督促をしてくる人には返して、督促をしないあなたには待って欲しいと言ってきたとしたら、それはおかしいと思いませんか?

銀行も同じです。リスケジュールをするということは、業績が悪化したり、資金繰りが苦しくなっていることが明らかなわけですから、回収の可能性が低くなっていると銀行は考えます。

そのような状態で、A銀行には返済をして、B銀行には返済をしないというようなことをすれば、当然B銀行は納得がいきません。

つまり、それぞれの銀行に違う経営改善計画を提出すれば、そういうことが行われているのではないかと銀行は気にするのです。

従って、銀行に提出する経営改善計画は、すべて同じものにし、出来れば、同じ場所、もしくは同じ日に銀行に説明することが望ましいのです。

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