経営改善・事業再生ノウハウ集

破壊的イノベーション〜ユニクロの事例〜

2013年7月26日

破壊的イノベーションという言葉があります。

確立された技術やビジネスモデルによって形成された既存市場の秩序を乱し、業界構造を劇的に変化させてしまうイノベーションのことを言います。ハーバード・ビジネススクールのクレイトン・M・クリステンセン(Clayton M. Christensen)氏が提唱しました。

機能的に顧客のニーズを満たしていない、または売上規模が小さい、利益率が低いといったように、当初は大手リーダー企業にとって魅力がないと感じる市場(技術)に、破壊的イノベーションを持った企業が進出し、最終的には顧客ニーズを満たす機能にまで技術革新を行い、大手企業を勝る市場シェアを確立していくといった例があるようです。特にIT業界に顕著です。

これを、あくまで実体験からユニクロを例にとって考えてみました。

私は岡山県出身です。実は、ユニクロは岡山県倉敷市に創業当初3号店(3号店かどうかは曖昧ですが・・・とにかくスタートアップ時代の出店です)を出しています。私が中学2年生(1989年当時)の時にすでに近所にユニクロが存在していたのです。

当時のユニクロといえば、私のまわりでもあまりファッション的ではなく、品質が良いという実感もありませんでした。(事実、友人にユニクロで買った服を着ていたらバカにされたのを覚えています)

ただし、当時から非常に安かったのです。
今よりも安かったのではないかと思います。

当時はバブル全盛時。ファッションといえば、高いものが良いものという時代だったと思います。

そんな中で、安さを追求したユニクロ。これは、破壊的イノベーションではないかと思います。

大手ファッションメーカーがブランドや高級品を訴求していた時代、大手企業が参入してこない、経済合理的にも情緒的にも参入出来ない市場へいち早く参入して、今の良いものをより安くという新たな市場を切り開き、業界トップの地位を築いた同社。

「クリステンセン経営論」を読んでふと思い出しました!

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